そやねファームから、収穫のタイミングを逃して干からびた枝豆(大豆)が採れたので、今回は納豆を作ってみました。
コロコロしててなかなか可愛いですね。
この大豆を、一晩浸水してやわらかくします。
ひよこ豆みたいにちょっと不格好で不気味な感じ。
重さは大体1.8倍に膨れ上がりました。
弱火で30分くらい茹でたら、いくらかキレイなお豆の姿に。
重さはさらに増えて、始めの約2.4倍くらいになっています。
この豆を、稲藁で包んで発酵させれば自家製納豆完成のはずなのですが、ちょうど手元に稲藁がありません。なので、今回は既製品の納豆から納豆菌を回収することにします。
まず、パックの納豆を熱湯消毒したお皿に載せます。
続いて、湯冷ましをちょっと掛けてコネコネします。
納豆を取り出して底に残ったネバネバ液体に、
きっと納豆菌がわんさと入っているはずです。
(納豆菌回収に使用した納豆はスタッフが美味しくいただきました)
続いて、茹で大豆一食分 50g に怪しい納豆菌液を掛けて、一晩寝かせます。
(余った大豆は普通のサラダに混ぜて食べたら良いと思います。スタッフは美味しくいただきました。)
発酵の温度管理は難しいですが、ヨーグルトメーカーなんかを使うのが吉です。
今回は、40度 24時間の条件で発酵させてみました。
ワクワクしながら24時間後、自家製納豆の完成です。
見た目は、あれ?何か変わったかな?という感じですね。粒を持ち上げると、ちょっと糸を引くかなあ、という程度。
匂いは、あまり出会ったことの無い香りです。
この大豆に愛情の無い人が嗅いだら臭いと言ってしまうかもしれません。
愛情があれば臭くないです。
でもなんか、当初思っていたのと大分違う代物です。発酵の温度が低かったとか、何か理由があるとは思いますが、よくわかりません。
残念な結果ではありますが、臭くなった茹で大豆には、毎度おなじみのオクラを載せて食べることにしました。
気になるお味は、これまたあまり馴染みのないものでした。
この大豆に愛情の無い人が食べたらオエッと言ってしまうかもしれません。
愛情があれば、なんとか食べ切れないこともありません。
今回のブログの教訓としては、納豆が食べたい場合はパックの納豆がオススメということです。国産大豆の納豆でも3パック100円程度で買えるので、それほど家計を圧迫することも無いと思います。
それに、自家製納豆を作るために1パック犠牲にするのは合理的とは言えません。
あと、運悪く雑菌を混入させてしまうと食中毒になってしまうので、あまり真似をしないでください。
まったく自家製大豆納豆の魅力を伝えられなかったので、真似する人がいるとは思えませんが…。
おわり